
在宅ワーク用のパソコンは何を基準に選べばいい?



在宅ワークにおすすめなパソコンって何?
これから在宅ワークを本格的に始めたいけれど、どんなパソコンを選べばいいのか迷っていませんか?
種類も価格もさまざまで、どれが自分に合っていると悩む人はとても多いです。
この記事では、パソコンの失敗しない選び方と、在宅ワークにおすすめのパソコン4選をわかりやすく解説します。
パソコン初心者の人でも安心して選べるよう、基本のポイントからしっかり紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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在宅ワークにおすすめのパソコンの選び方
在宅ワークのパソコン選びで重要なポイントは、以下の5つです。
- どんな作業に使うかを明確にして選ぶ
- 在宅ワークに適した基本スペックをおさえる
- 作業スタイルに合わせてノートパソコンかデスクトップパソコンかを選ぶ
- 価格相場をもとに予算を決める
- 入力ポート・テンキー・Webカメラなどの搭載機能で判断する
初心者の人でも失敗せずに選べるよう、在宅ワーク用パソコンの選び方をわかりやすく解説していきます。
どんな作業に使うかを明確にして選ぶ
在宅ワーク用のパソコンを選ぶ際には、まず最初にどんな作業に使うかをはっきりさせましょう。
なぜなら使用する目的によって、必要な性能や機能は大きく異なるからです。
例えば、データ入力やライティングなどの事務作業であれば、高いスペックは不要で、WordやExcelなどがスムーズに動けば問題ありません。
一方で、デザイン・画像編集・動画制作などを行う場合は、処理速度や画面の見やすさ、メモリ容量などが重要です。
スペックが不足していると、動作が重くなったり、作業効率が大幅に下がったりする可能性があります。
「なんとなくで選んでしまったら、必要なソフトが動かない…」という失敗を防ぐためにも、まずは自分の仕事内容や使いたいソフト・ツールを明確にしておきましょう。
在宅ワークに適した基本スペックをおさえる
在宅ワーク用のパソコンを選ぶ際には、基本的なスペック(性能)もあらかじめ確認しておきましょう。
作業内容に対してスペックが足りないパソコンを選んでしまうと、動作が重くなったり、ソフトがうまく動かなかったりと、仕事に支障が出てしまう可能性があります。
例えば、動画編集の在宅ワークは負荷が大きい作業が多いため、比較的高いスペックを備えたパソコンが必要です。
最低限おさえておきたいスペックの目安については、後ほど詳しく解説します。
まずは「在宅ワークに適したスペック選びが大切」という点を意識しておきましょう。
作業スタイルに合わせてノートパソコンかデスクトップパソコンかを選ぶ
パソコン選びの際は、ノートパソコンかデスクトップパソコンかを選ぶのも大切です。
どちらが向いているかは、各自の作業スタイルやワークスペースに大きく関わってきます。
例えば、自宅内で作業場所を変えたり、カフェやコワーキングスペースなど外でも作業したりしたい人には、軽量で持ち運びしやすいノートパソコンが便利です。
一方、一カ所でじっくり腰を据えて作業する人や、動画編集・デザイン業務など高負荷の作業を行う人には、拡張性やコスパに優れたデスクトップパソコンがおすすめです。
画面サイズも大きく、長時間の作業でも疲れにくいメリットがあります。
自分の働き方に合った形状を選ぶことで、在宅ワークの快適さは大きく変わります。
価格相場をもとに予算を決める
パソコン選びで重要なのが予算設定です。
パソコンは高額であればいいというわけではなく、自分の用途や作業スタイルに合った価格帯を把握し、無理のない予算を決めることが大切です。
一般的に在宅ワーク向けのパソコンは、以下の価格帯に分けられます。
- エントリーモデル(~5万円程度)
- ミドルレンジモデル(5~10万円程度)
- ハイエンドモデル(10万円以上)
エントリーモデルのパソコンは、軽い作業なら問題ありませんが、動作のもたつきや将来的なスペック不足に注意が必要です。
ミドルレンジモデルのパソコンは、一般的な在宅ワークのほとんどに対応可能で、価格と性能のバランスが良いのが特徴です。
ハイエンドモデルのパソコンは、動画編集や画像加工など、負荷の高い作業をする人向けで、長期的に使いたい人や、複数の作業を同時に行いたい人に適しています。
パソコン購入時に失敗しない秘訣は、自分の作業内容に合った価格帯の予算を決めておくことです。
入力ポート・テンキー・Webカメラなどの搭載機能で判断する
在宅ワークで使用するパソコンを選ぶ際は、搭載されている機能もチェックする必要があります。
主に以下の搭載機能を確認しましょう。
| 搭載機能 | メリット | チェックポイント |
| 入力ポート | パソコンと周辺機器を接続できる | USB-A・USB-C・HDMIポートがある |
| テンキー | 数字の入力がスムーズになる | タイピングしやすいキー配列 |
| Webカメラ | 顔出しでのWeb会議が可能 | HD(720p)以上の画質 |
これらの機能は、作業効率を上げるのに欠かせません。
特にWebカメラは、クライアントとのコミュニケーションに必須となるので、パソコンに搭載されているか確認しましょう。
自分の仕事に必要で、パソコンに備わっていてほしい機能を明らかにすれば、パソコンを選びやすくなります。
在宅ワークにおすすめのパソコン4選
在宅ワークでよく使われる作業内容や価格帯をもとに、特におすすめのパソコンを、4台厳選して紹介します。
- 【ASUS】ASUS Vivobook S15|S5507QA-PU165W
- 【レノボ】ThinkPad|E16 Gen2(AMD)
- 【Dynabook】dynabook MZ/MY Webモデル|W6MZMY5RBL
- 【NEC】LAVIE Direct|N15 Slim
以下、それぞれのパソコンがおすすめな理由を解説していきます。
【ASUS】ASUS Vivobook S15|S5507QA-PU165W
| スペック | CPU:Snapdragon X Plus メモリ:16GB ディスプレイ:15.6インチ SSD:512GB OS:Windows 11 Home 重量:約1.42 kg |
| 機能・特徴 | 高解像度のOLEDディスプレイ 豊富な入出力ポートに対応 ARMプロセッサで静音運転・高効率動作が可能 マルチメディアのデータを自動整理するAI機能を搭載 |
| 価格 | 179,800円(税込) |
「ASUS Vivobook S15|S5507QA-PU165W」は、在宅ワーク初心者から中級者まで幅広く使える、優れたノートパソコンで、以下のような人におすすめです。
- 事務作業やライティング、画像編集など幅広く対応したい人
- コスパの良いノートパソコンを探している人
- デスクだけでなく、家の中で作業場所を変えたい人
CPUは高性能仕様になっており、文字入力や画像編集をスムーズに行えます。
また、Wi-Fi6対応やバックライト付きキーボードなど、テレワークに嬉しい機能も充実しているのが特徴です。
さらに、「Copilot in Windows」や「Copilot+ PC」などのAIアシスタントも搭載されており、最先端技術が備わっている点でも、高性能なモデルといえます。
充実したスペックと機能が揃っており、快適で効率的な在宅ワーク環境を求める人におすすめの1台です。
【レノボ】ThinkPad|E16 Gen2(AMD)
| スペック | CPU:AMD Ryzen™ 5 7535HS プロセッサー メモリ:16GB ディスプレイ:16インチ SSD:512GB OS:Windows 11 Home 64bit 重量:1.81kg |
| 機能・特徴 | メモリとストレージを柔軟に拡張可能 USB‑Cポートによる外部ディスプレイへの接続が可能 画面を広く見やすい16インチ16:10のディスプレイ 米国国防総省のMIL-STD 810Hを採用した耐久性 |
| 価格 | 114,900円(税込)〜 |
「ThinkPad|E16 Gen2(AMD)」は、長時間の在宅ワークやビジネス利用に最適な耐久性と信頼性を兼ね備えたノートパソコンで、以下のような人におすすめです。
- 信頼性と耐久性を重視する人
- 画面が大きく作業効率を上げたい人
- 長時間の使用でも快適に作業したい人
16インチの広々としたフルHDディスプレイは作業領域が広く、資料作成や複数ウィンドウの操作も快適にできるのが特徴です。
CPUはAMD Ryzen™ 5 7535HSを搭載し、高い処理能力でマルチタスクや重めのアプリケーションもスムーズに動作します。
また、優れたキーボードと耐久性の高い設計で、長時間のタイピングも疲れにくく安心して作業に集中できます。
【Dynabook】dynabook MZ/MY Webモデル |W6MZMY5RBL


| スペック | CPU:インテル Core 5 プロセッサー 120U メモリ:16GB〜 ディスプレイ:14インチ SSD:256GB OS:Windows 11 Pro 64bit 重量:約1.38kg |
| 機能・特徴 | エンパワーテクノロジーによる高パフォーマンス 複数のUSBコネクタに対応 マルチタスクでの安定して動作する Bluetooth・Webカメラを搭載 |
| 価格 | 155,980円(税込) |
Dynabookの「MZ/MY Webモデル」は、シンプルな作業に適した軽量ノートパソコンで、以下のような人におすすめです。
- パソコン初心者で、まずは基本的な作業に使いたい人
- コスパの良いパソコンを探している人
- 日本メーカー製の安心感を重視したい人
重さが約1.38kg、薄さが18.75mmのコンパクトなパソコンで、小さめのテーブルや持ち運びにも最適です。
また、お急ぎ30分チャージ機能があり、充電を忘れた時でもわずか30分でバッテリー駆動時間の約40%を充電できるだけでなく、バッテリー寿命をのばす効果もあります。
必要なスペックをしっかり押さえつつ、無駄を省いたバランスの良い構成が魅力です。
【NEC】LAVIE Direct|N15 Slim


| スペック | CPU:AMD Ryzen™ 3 7335U〜 メモリ:8GB〜 ディスプレイ:15.3インチ SSD:約256GB〜 重量:約1.6kg |
| 機能・特徴 | MicrosoftのAIアシスタントを専用キーで起動可能 スマートスタンバイ機能搭載で夜間の消費電力を抑制 大型タッチパッドで快適な操作が可能 米国国防総省のMIL-STD 810Hを採用した耐久性 |
| 価格 | 119,800円(税込)〜 |
NECの「LAVIE Direct|N15 Slim」は、スリムなデザインとしっかりした性能を両立した、在宅ワークに使いやすいノートパソコンで、以下のような人におすすめです。
- 自宅での作業スペースが限られている人
- 複数の作業を同時にこなしたい人
- 国内メーカーの安心サポートを重視したい初心者の方
約1.6kgと比較的軽量でコンパクトな設計のため、限られたスペースでも快適に作業ができるうえに、持ち運びもスムーズに行えます。
CPUにはAMD Ryzen™ 3 7335U以上を搭載しており、基本的な事務作業はもちろん、複数のアプリを同時に使うようなマルチタスク作業にも対応可能です。
また、国内メーカーならではのサポート体制もポイントの一つで、初めてのパソコン購入でも、アフターサポートがしっかりしているため安心して使用できます。
在宅ワーク用パソコンに必要な6つのスペック
在宅ワーク用パソコンを購入する際、以下の6つのスペックを確認しましょう。
- CPU|作業スピードを左右する重要な装置
- メモリ(RAM)|快適な動作に必要なパーツ
- ストレージ(SSD・HDD)|保存容量と処理速度に関わる要素
- ディスプレイサイズ・解像度|作業効率に直結する性能
- バッテリー持ち|在宅ワークでも意外と欠かせないポイント
- その他チェックしておきたいスペック・機能
それぞれのスペックがどういうものか、詳しく解説します。
CPU|作業スピードを左右する重要な装置
CPU(シーピーユー)は、パソコンの処理全体を司る頭脳のような存在です。
Zoom通話や資料作成、複数のウェブページを同時に使う作業では、CPU性能で快適さが大きく変わります。
在宅ワーク用のパソコンを選ぶ際の目安は、以下の通りです。
- 2.0GHz以上
- 4コア以上
- 8スレッド以上
- Intel第11世代以降またはRyzen 5000番台以降
迷ったときは、「Core i5(第11世代以上)」や「Ryzen 5(5000番台以上)」のモデルを選んでおけば、幅広い作業に対応できて安心です。
メモリ(RAM)|快適な動作に必要なパーツ
メモリ(RAM)は、パソコンが作業中にデータを一時的に保存するための「作業スペース」のようなものです。
例えば、たくさんのファイルやアプリを同時に開くとき、この作業スペースが広いほどスムーズに動きます。
逆に、メモリが少ないと一度に扱えるデータ量が限られるため、動作が遅くなったり、フリーズしやすくなったりすることがあります。
在宅ワークを快適に進めたいなら、最低でも8GB以上のメモリがあるモデルを選びましょう。
画像編集や動画作成、複数のアプリを同時に使う場合は、16GB以上のメモリがおすすめです。
ストレージ(SSD・HDD)|保存容量と処理速度に関わる要素
ストレージは、パソコンのデータを保存する場所であり、写真や書類、アプリのデータを保管する役割を担っています。
ストレージには、主にSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
SSDは、起動やデータの読み書きが格段に速いため、パソコンの立ち上げやアプリの動作がスムーズです。
一方、HDDは価格が安く大容量ですが、動作が遅くなりやすく、在宅ワーク中にストレスを感じることもあります。
そのため、快適な作業環境を求めるなら、SSD搭載モデルを選ぶのが断然おすすめです。
在宅ワーク用のパソコンであれば、256GB以上のSSDがあれば、普段使いの書類作成やビデオ会議に十分対応できます。
ディスプレイサイズ・解像度|作業効率に直結する性能
ディスプレイのサイズや解像度は、作業のしやすさや目の疲れやすさに直結する重要なポイントです。
快適に作業を進めるためにも、長時間の作業に耐えられるディスプレイ環境を整えましょう。
例えば、文字入力や事務作業が中心の場合は、14〜15.6インチのディスプレイにフルHDの解像度を備えたパソコンがおすすめです。
一方で、画像や動画編集などクリエイティブな作業を行う場合は、15.6〜17インチの大きめの画面にWQHDや4Kの高解像度を備えたモデルが適しています。
自分のワークスタイルに合った画面サイズと解像度を選ぶことで、作業効率や集中力の維持につながるでしょう。
特に文字や表を扱う機会が多い人は、「フルHD以上 × 15.6インチ」を一つの基準にすると安心です。
バッテリー持ち|在宅ワークでも意外と欠かせないポイント
在宅ワークは常にコンセントの近くで作業するイメージがありますが、実はバッテリー持ちも重要なポイントです。
家の中でも場所を変えて作業したいときや、急な停電・充電忘れなど、電源に頼らずパソコンを使いたいシーンは意外と多いです。
そのため、最低でもバッテリー駆動時間が6~8時間程度のモデルを選ぶのがおすすめです。
外出先での作業も想定するなら、10時間以上持つ長時間駆動のモデルを選ぶとより快適です。
バッテリー性能は製品によって大きく差が出る部分なので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
その他チェックしておきたいスペック・機能
パソコン選びでは、CPUやメモリ、ストレージなどの主要スペックだけでなく、細かい機能や仕様も見逃せないチェックポイントです。
快適な在宅ワーク環境を整えるために、以下のような項目も確認しておきましょう。
- Wi-Fi規格
- Webカメラとマイクの性能
- キーボードの打ちやすさ
- USBポートの数や種類
- 静音性と排熱性能
これらの細かな部分も、実際に使い始めてから「もっとちゃんと見ておけばよかった…」と後悔しやすいポイントです。
メインスペックと合わせてしっかりチェックしておくと、後悔のないパソコン選びができます。
在宅ワーク用パソコンを選ぶときによくある失敗例5選
在宅ワーク用のパソコン選びでよくある5つの失敗例についてまとめました。
- 安さだけで選んでスペック不足に悩まされる
- 画面が小さすぎて作業効率が下がる
- キーボードやタッチパッドの使い心地を軽視してストレスが溜まる
- バッテリー持ちが悪く作業が途中で中断してしまう
- USBポートやHDMI端子などが不足し周辺機器が使えない
こうした失敗は、選ぶ前に少しだけポイントを押さえておくだけで防ぐことができます。
それぞれについて詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてください!
安さだけで選んでスペック不足に悩まされる
パソコン選びでよくある失敗の一つが、安いからと価格だけを基準に選んでしまうことです。
一見コストを抑えられてお得に感じますが、購入後に「動作が遅い」「複数の作業を同時にすると固まる」といった問題が発生しやすい傾向があります。
特に在宅ワークでは、文字入力や表計算、Web会議や複数のブラウザを用いた調べ物など、負荷のかかる作業を同時に行う機会が多いです。
スペック不足のパソコンでは、こうした作業にストレスを感じ、作業効率が落ちてしまう可能性もあります。
「とりあえず安ければいい」ではなく、「自分の仕事に必要な性能が備わっているか」を確認しましょう。
画面が小さすぎて作業効率が下がる
価格が手頃でコンパクトな11〜13インチのノートパソコンは持ち運びに便利ですが、在宅ワークで長時間使うには、画面が小さすぎて作業効率が落ちてしまう場合もあります。
特に、複数のウィンドウを開いて作業したり、Zoomで資料を見ながら文章を作成したりするような場面では、画面の狭さがストレスになるでしょう。
在宅ワークで使用する場合は、14〜15.6インチのディスプレイサイズがあると快適に作業ができます。
コンパクトさよりも「画面の見やすさ」や「作業のしやすさ」を重視して選ぶのがポイントです。
キーボードやタッチパッドの使い心地を軽視してストレスが溜まる
在宅ワークでは1日に何時間もパソコン作業をするため、キーボードやタッチパッドの使い心地が悪いと、想像以上にストレスが溜まるでしょう。
例えば、「キーの間隔が狭すぎて打ちづらい」「キーを押した感触が浅くてミスタイプが増える」など、細かな不満が積み重なると、作業効率の低下や疲労の増加にもつながります。
可能であれば、購入前に店頭で試し打ちをしてみるか、レビューで打鍵感や使いやすさが高く評価されているモデルを選ぶと安心です。
また、長時間作業する場合は、外付けのキーボードやマウスを活用するのもおすすめです。
バッテリー持ちが悪く作業が途中で中断してしまう
在宅ワークといえど、常に電源コンセントのそばで作業ができるとは限りません。
家の中で作業場所を変えたり、カフェやコワーキングスペースなど外出先で作業する機会がある人にとって、バッテリー持ちはとても重要なポイントです。
バッテリーの持ちが悪いパソコンを選んでしまうと、作業中に突然電源が切れたり、常に充電ケーブルを気にしながら作業したりすることになり、大きなストレスになります。
一般的に、在宅ワーク向けには「バッテリー駆動時間が7時間以上」のモデルを目安に選ぶと安心です。
実際の使用状況によって駆動時間は変わるため、口コミやレビューもチェックしておくとよいでしょう。
USBポートやHDMI端子などが不足し周辺機器が使えない
パソコン選びで見落としがちなのが、搭載されている端子の種類と数です。
USBポートやHDMI端子が足りないと、使いたい周辺機器が接続できず、仕事の効率が落ちてしまいます。
例えば、外付けキーボードやマウス、外部ディスプレイやプリンターなどを同時に使用したい場合、それぞれの機器に適したポート・端子が必要です。
最近の薄型ノートパソコンでは、見た目をスリムにするために搭載端子が最低限になっている機種も多いため注意が必要です。
必要に応じてUSBハブなどで拡張する方法もありますが、最初から複数の端子が本体にあると、周辺機器の接続もスムーズになります。
パソコン購入時に一緒に用意しておくべきアイテム
在宅ワークに使うパソコンを購入する際は、以下のアイテムも一緒に用意しておきましょう。
- マウス・キーボード
- モニター
- USBハブ・ドッキングステーション
- ウェブカメラ・ヘッドセット
それぞれのアイテムがなぜ必要なのか、解説します。
マウス・キーボード
パソコンにはキーボードやタッチパッドがついていますが、長時間の作業には外付けのマウスとキーボードを使うのがおすすめです。
タッチパッドよりもマウスの方が細かい操作がしやすく、手の疲れも軽減できます。
キーボードも、もともとパソコンに内蔵されているものより打ちやすいモデルが多く、作業がスムーズになるでしょう。
また、接続方法や電源方式に合致するマウスを用意しておくと、効率アップにつながります。
マウスには主に有線タイプと無線タイプがありますが、USBポートが足りない場合は無線接続を選びましょう。
マウスの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。


モニター
在宅ワークで使用するパソコンの画面が小さいと、目が疲れたり、資料を同時に見られず作業効率が下がったりします。
そこで役立つのが外部モニターで、パソコンの画面に加えて1台モニターを接続すれば、複数のウィンドウを並べて作業する事が可能です。
これにより、資料を見ながら文章を書く、メールを開きながら会議に参加するなど、在宅ワークの作業が快適になります。
画面のサイズは23〜27インチが目安です。
USBハブ・ドッキングステーション
コンパクトなモデルのパソコンだと、マウス・キーボード・プリンター・モニターなどを同時に接続しようとすると、ポートが足りなくなることもあります。
そこでおすすめなのが、USBハブやドッキングステーションです。
USBハブはポート数を増やすアイテムで、安価でありながら使いやすいのが特徴です。
一方、ドッキングステーションはHDMIやSDカードスロット、有線LANポートなどを備えており、パソコンの機能を拡張できます。
パソコンとあわせて準備すれば機器の接続がスムーズになるため、周辺機器が多くデスク周りが散らかりがちな人には必須のアイテムです。
ウェブカメラ・ヘッドセット
在宅ワークでは、Web会議やオンライン面談を行う機会が増えるため、ウェブカメラとヘッドセットの準備も必要です。
ウェブカメラはパソコンに内蔵カメラがある場合もありますが、画質があまり良くないモデルもあるため、外付けのカメラを用意しておくと、相手の顔が見えやすくなります。
また、ヘッドセットがあれば音声がクリアになり、はっきり聞こえます。
マイク付きのイヤホンでも代用できますが、長時間の会議がある場合はヘッドセットの方が快適です。
定期的にオンライン会議がある人は、ウェブカメラやヘッドセットなどの機器も充実させましょう。
在宅ワークにおすすめのパソコンに関するよくある質問
在宅ワーク用のパソコンを選ぶ際によくある質問を3つ挙げます。
- 中古パソコンでも大丈夫?
- どのメーカーのパソコンを選べばいい?
- タブレットPCでも在宅ワークはできる?
パソコン購入時の参考にしてください。
中古パソコンでも大丈夫?
中古パソコンは、予算に限りがある人にとって魅力的な選択肢ですが、「大丈夫かどうか」は使い方や選び方によって大きく変わります。
まず、中古パソコンを検討する際、信頼できる販売店での購入が重要です。
保証の有無や、整備の状態(クリーニング・部品交換など)をしっかり確認しましょう。
また、在宅ワークで使用する場合、ある程度のスペックが求められるため、古すぎるモデルや性能の低い端末は避けるのが無難です。
中古パソコンはコストパフォーマンスが高い反面、バッテリーの劣化やサポート対象外になっていることもあるため、長く使いたい場合は新品を選ぶ方が安心です。
どのメーカーのパソコンを選べばいい?
パソコンを選ぶ際、「どのメーカーがいいの?」と迷う人も多いでしょう。
NEC・富士通・レノボ・HP・DELL・ASUS・Apple(Mac)など、パソコンにはさまざまなメーカーがあり、それぞれに特徴や強みがあります。
国内メーカーはサポート体制の手厚さが魅力で、海外メーカーは費用面や性能面で優れているモデルも豊富です。
まずは、自分の作業内容や必要なスペック、予算を決めてから、信頼できるメーカーの中で選ぶのがおすすめです。
また、メーカーごとの保証やサポート内容も比較しておくと、安心して長く使えます。
タブレットPCでも在宅ワークはできる?
タブレットPCでも在宅ワークは可能ですが、おすすめはできません。
キーボード付きでWindowsやmacOSと同じように使えるタブレットなら、一般的な事務作業やメール対応、Web会議はこなせます。
また、外出先やオフラインでクライアントと打ち合わせをする場合は、タブレットPCがおすすめです。
ただし、デスクトップパソコンと比べると、拡張性や処理性能はやや劣り、複数のソフトを同時に使う作業には不向きです。
本格的に在宅ワークに取り組むなら、デスクトップパソコンを用意して、作業環境を整えるべきでしょう。
まとめ|あなたにぴったりのパソコンで、在宅ワークを快適にスタートしよう!
在宅ワークに適したパソコン選びは、作業内容や予算、作業スタイルに合わせてしっかり考えてから購入することが大切です。
CPUやメモリ、ストレージなどの基本スペックを押さえつつ、画面サイズやバッテリー持ち、周辺機器の使いやすさも見逃せません。
今回紹介したおすすめのパソコンや選び方のポイントを参考に、自分に合った1台を見つけてください。
ウェブフリでは、1分でできる『フリーランス適性診断』を行っています。
「フリーランスになりたいけど、向いているか分からない」とお悩みの人は、ぜひ診断を受けてみてください!
\ 簡単3ステップ! /










